HPSC 2023

ハイパフォーマンス・ソフトウェア・カンファレンス

期間限定イベントサイト | オンライン開催

多様化するアーキテクチャーで最大限のパフォーマンスに挑む

サイト公開期間

2023/4/17 (月) ~ 2023/6/30 (金)

講演スケジュール

2023/6/7 (水) ~ 2023/6/9 (金)

オンデマンド配信期間

2023/6/12 (月) ~ 2023/6/30 (金)



HPSC 2023 のオンライン講演にて開催されたすべてのセッションおよび講演資料は、インテル® ソフトウェア開発製品 購入者限定サイトの [イベントコンテンツ] ページにて限定公開しています。

※ 購入者限定サイトは、インテル® ソフトウェア開発製品における有償サポート製品をご購入いただき、有効なサポートサービスをお持ちの方を対象に提供されるサポートサービスの一環となります。有償サポート製品のご購入や、購入者限定サイトへのアクセスに関するご質問につきましては、エクセルソフトのお問合せフォームよりご連絡ください。


新着情報

2023.6.23
バージョン 2023.1 対応インテル® oneAPI プログラミング・ガイド最新版公開。最新版のガイドはこちらから。
2023.6.12
HPSC 2023 オンライン講演 Day 1 ~ Day 3 オンデマンド配信、講演資料の一般配布を開始!講演の視聴や資料のダウンロードはこちらから。
2023.6.7
バージョン 2023.1 対応 oneAPI GPU 最適化ガイド最新版公開。最新版のガイドはこちらから。
2023.6.1
オンライン講演およびニュースレターの登録者を対象に、オンライン講演の一部資料を先行公開開始。オンライン講演へのご登録はこちらから。
2023.5.15
抽選で 1 名様に第 13 世代インテル® Core™ プロセッサー搭載ノート PC、20 名様に 144 層の 3D NAND SSD (PCIe 4.0、2TB) が当たるチャンス!カンファレンス参加者限定キャンペーンの詳細はこちらから。
2023.5.12
Intel 社ウェビナー「インテル® Fortran コンパイラーの次のフェーズ」日本語版公開。オンデマンド配信中の動画はこちらから。
2023.5.3
インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー、インテル® Fortran コンパイラー・クラシックおよびインテル® Fortran コンパイラー、インテル® oneAPI DPC++ ライブラリー導入ガイド (2023.1 対応) 日本語版公開。最新版のガイドはこちらから。
2023.4.21
インテル® VTune™ プロファイラー・パフォーマンス解析、インテル® Advisor クックブック最新レシピ日本語版公開。記事の閲覧はこちらから。
2023.4.21
oneAPI for NVIDIA* GPU 2023.1.0 ガイドおよびベータ版 oneAPI for AMD* GPU 2023.1.0 ガイド日本語版公開。ダウンロードはこちらから。
2023.4.17
HPSC 2023 公式サイトをオープンしました!6/7 (水) ~ 6/9 (金) に開催されるオンライン講演への参加登録はこちらから。

講演スケジュール

日程

  • 2023年6月7日 (水) 13:00~16:10 (基礎知識の学習)
  • 2023年6月8日 (木) 13:00~16:10 (プログラミング手法の紹介)
  • 2023年6月9日 (金) 13:00~16:10 (ワークショップ)

開催形式

オンライン (Zoom)

参加費

無料 (事前登録制)

注意事項

プログラムの内容および講演者は、予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。

oneAPI コミュニティー・フォーラムに関するご案内

oneAPI コミュニティー・フォーラムは、アクセラレーション・コンピューティング向けに、標準に基づいたクロスアーキテクチャー対応のオープンな仕様を定義し、これらの仕様をオープンソースで実装することを目的としています。

本コミュニティー・フォーラムには、四半期ごとのミーティングを通して、oneAPI の機能および変更に関する提案の提出や、提案に対する投票に参加可能な SIG (特定の分野にフォーカスしたグループ) が存在します。現在、Language (言語)、Math (数値演算)、AI (人工知能)、Hardware (ハードウェア)、Image (画像処理) 向けの 5 つの SIG が用意されていますので、ご興味のある SIG への参加を通して、oneAPI のさらなる改善にご協力いただけますと幸いです。

※ 本コミュニティー・フォーラムへ参加いただくにあたり、事前に取得が必要な資格等は特にありません

oneAPI コミュニティー・フォーラムへの参加に関する詳細は、こちらのページ (英語) からご確認ください。

oneAPI コミュニティーに関する日本語でのお問い合わせ、ご提案、ご協力は、oneAPI 相談窓口で受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

インテル® oneAPI ツールキットの有償サポートに関する日本語でのお問い合わせは、エクセルソフトの問い合わせフォームより受け付けております。

講演プログラム (オンデマンド配信中)




13:00
開始
13:00 ~ 13:30

基調講演 1: HPC-AI の革新
インテル株式会社 インダストリー事業本部 HPC 事業開発部長 矢澤 克巳

大きな変革期を迎える今、スピードを産み出す HPC/AI はあらゆる局面で重要性が高まっています。そうした多岐にわたるワークロードに対応するため、プロセッサーのみならずシステムレベルを視野に開発環境を含めポートフォリオの大幅な機能拡張を計画しています。このセッションでは、エクサスケールの次を見据えた HPC/AI 関連の中長期の取り組みをご紹介します。

13:30 ~ 14:00

基調講演 2: インテル AI の「今」~ アクセラレーターからソフトウェアまで ~
インテル株式会社 AI センター・オブ・エクセレンス AI テクニカル・ソリューション・スペシャリスト 大内山 浩

このセッションでは、AI の切り口からインテルのハードウェアおよびソフトウェアの最新情報をご紹介いたします。最新のインテル® Xeon® プロセッサーにて搭載されたディープラーニング専用アクセラレーター「インテル® AMX」や、満を持してリリースするディスクリート GPU 製品などをはじめとし、それらハードウェア上で AI を開発 / 動作させるために多様なソフトウェア製品のご紹介まで、エッセンスを凝縮してインテル AI の「今」をお届けいたたします。

14:00 ~ 14:40

技術セッション 1: インテル® oneAPI ツールキット 2023 によって異種デバイスを活用する
エクセルソフト株式会社 セールスエンジニア 竹田 賢人

旧製品インテル® Parallel Studio XE では CPU が主なターゲットであり、GPU を含むアクセラレーター・デバイスへの対応にはデバイスごとのプログラミング・モデルの学習や、個別の開発環境の構築が必要でした。現行のインテル® oneAPI ベース & HPC ツールキットにおいて、ヘテロジニアス・コンピューティングの対応は大きく進化しており、多様なデバイス向けに並列プログラミングの開発を簡素化します。

このセッションでは、インテル® oneAPI ツールキット 2023 にて強化された機能を基に DPC++ (C++ with SYCL*) や Fortran で開発されたプログラムで利用できる最適化と解析方法をご紹介します。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキット

14:40 ~ 14:50
休憩
14:50 ~ 15:30

技術セッション 2: インテル® oneAPI ツールキット 2023 の新機能と、強化された SYCL* 2020 への対応について
エクセルソフト株式会社 セールスエンジニア 宇崎 裕太

2022年12月に、「インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキット」の最新バージョン 2023 がリリースされました。このアップデートでは、インテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラーによる、SYCL* サポート範囲が拡大しました。このセッションでは、インテル® oneAPI ツールキット 2023 にて追加された新機能のご紹介と、強化された SYCL* 2020 への対応について紹介します。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキット

15:30 ~ 16:10

技術セッション 3: oneAPI と SYCL* で NVIDIA と AMD をターゲット
Codeplay Software エコシステム VP ロッド・バーンズ

過去 5 ~ 10 年の間、多くの開発者によって幅広い分野で GPU を活用したソフトウェアの高速化が広まり、中でも急速に成長する AI やマシンラーニングの分野における活用が注目されています。NVIDIA は、自社の GPU 製品群の展開により、これらの分野で圧倒的な地位を築いてきましたが、他社製のアクセラレーターの普及により、代替ソリューションを利用できるようになりました。現在のヘテロジニアスな環境に対応するには、複数のベンダーによる複数のアーキテクチャーをターゲットにできる言語とプログラミング・モデルを利用する必要があります。

NVIDIA* GPU を活用したソフトウェアでは、独自のプログラミング・モデルである CUDA* が使用され、ベンダー依存の原因となっています。oneAPI は、オープンソースの SYCL* コンパイラーである DPC++ のほか、BLAS や FFT などの一般的な演算を実装する一連のライブラリーを提供します。さらに、インテルのアクセラレーター以外にも、単一ソースまたは単一バイナリーから NVIDIA* GPU や AMD* GPU をターゲットにできます。

このセッションでは、oneAPI を利用して NVIDIA* GPU と AMD* GPU をターゲットにし、独自のソフトウェアからオープン・スタンダードのソフトウェアに移行する方法を紹介します。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキットインテル® DPC++ 互換性ツール

16:10
終了



13:00
開始
13:00 ~ 13:25

基調講演 1: C++ with SYCL* の重要性と基礎となる oneAPI
インテル コーポレーション シニアエンジニア ジェームズ・レインダーズ

高速化されたヘテロジニアスなシステムには、オープンなマルチベンダーかつマルチアーキテクチャーのソリューションの提供が急務となっています。これらのソリューションが存在しない場合、現在、そして将来的に生まれる爆発的なイノベーションを利用することはできません。このセッションでは、C++ with SYCL*、そして oneAPI が、未来を実現するオープンなマルチベンダーかつマルチアーキテクチャーの基盤を提供する上で、いかに重要な役割を担っているかを説明します。

13:25 ~ 14:00

プレ技術セッション: インテル® DPC++ 互換性ツールを使った CUDA* から SYCL* への移行
エクセルソフト株式会社 セールスエンジニア 竹田 賢人

SYCL* の利用を進めるにあたり、既存コードの移行にかかるコストは大きな課題となります。インテル® oneAPI ツールキットでは、SYCL* への移行を支援するためにインテル® DPC++ 互換性ツールを提供しており、CUDA* で GPU に計算処理をオフロードしているプログラムを SYCL* を実装したコードへ変換します。このセッションでは、CUDA* を実装したコードに対してインテル® DPC++ 互換性ツールを使い、DPC++ (C++ with SYCL*) コードへ移行する手続きをデモを交えて説明します。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキットインテル® DPC++ 互換性ツール

14:00 ~ 14:40

技術セッション 1: はじめてのヘテロジニアス・プログラミング
iSUS 編集長/テクニカルライター 菅原 清文

プロセッサー以外のコンピューティング・デバイスを活用するには、ヘテロジニアス・プログラミングとサポートするツールが不可欠です。このセッションでは、ヘテロジニアス・プログラミングに至るまでの背景を説明し、従来のプログラムをどのようにヘテロジニアス対応に移行すべきか、その流れを説明します。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキットインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー

14:40 ~ 14:50
休憩
14:50 ~ 15:30

技術セッション 2: 科学技術計算の SYCL* を用いた GPU ダイレクト・プログラミング手法の紹介
東京電機大学非常勤講師 池井 満

インテル社の oneAPI が提供する C++ コンパイラーでは、SYCL* を用いて GPU に演算をオフロードすることを可能にしています。このセッションでは、オープンソースの電磁界解析ソフトウェア OpenFDTD を SYCL* を用いてオフロードする手法を紹介します。OpenFDTD のように、シミュレーションで用いる格子状の演算空間を C の外部変数で表現し、マクロでこれを参照する場合でも、SYCL* の統合共有メモリー (USM) を用いて比較的容易にオフロードを実現できます。また得られたプログラムの実行性能は、特定の GPU 用向けに CUDA* を用いて煩雑な明示的な演算データの移動を行うものと比較して同等程度となることを示します。SYCL* を用いたオフロードプログラムはさまざまな GPU に適用可能であり、また CUDA* のような別のプログラミング言語のソースコード群を管理する必要もないため、オフロード用のダイレクト・プログラミング手法として有効なものだと言えます。

関連ツール: インテル® DPC++ 互換性ツールインテル® oneAPI DPC++/C++ コンパイラー

15:30 ~ 16:10

技術セッション 3: 計算結果のリアルな表現を目指して ~ インテル® oneAPI レンダリング・ツールキット ~
テクニカルライター 久保寺 陽子

HPC 分野においては、膨大な計算結果を研究者や一般の人々にも分かりやすいように、視覚的に表現する手段としてサイエンス・ビジュアライゼーションがあります。グラフィックス・レンダリングに特化した「インテル® oneAPI レンダリング・ツールキット」は、特に写実性の高いリアルな表現を可能にするライブラリー群を提供しています。今回はライブラリー群の最新情報についてご紹介し、具体例として、インテル社が提供するインテル® DevCloud を使用したインテル® OSPRay のプログラムについて解説します。

関連ツール: インテル® oneAPI レンダリング・ツールキット

16:10
終了



13:00
開始
13:00 ~ 14:30

前半: C++ with SYCL* プログラムの基本構造を体験する
エクセルソフト株式会社 テクニカル・サポート・エンジニア 中村 弘志

ヘテロジニアス・コンピューティングは、すでに特別でも、高価なことでもありません。SYCL* により、C++ 言語の範囲で GPU やその他のアクセラレーター・デバイスを使うプログラムを記述できます。またインテル® デベロッパー・クラウド (インテル® DevCloud for oneAPI) にアクセスして、SYCL* を用いたコーディングについて学び、アプリケーションの試作を行うことができます。

このセッションでは、SYCL* を用いる C++ プログラムの概念と基本構造を説明し、インテル® DevCloud for oneAPI にアクセスして、サンプルコードでそれらが実際に機能することを確認します。タスクのキュー (待ち行列)、デバイスとその選択方法、基本並列カーネル、統合共有メモリー (USM) モデルとバッファー・メモリー・モデルといった要素とその役割を知ることで、さまざまなデバイスを活用するにあたり、まずは基本的なヘテロジニアス対応コードを記述できるようになります。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキットインテル® DevCloud

14:30 ~ 14:40
休憩
14:40 ~ 16:10

後半: インテル® oneAPI ツールキットを使用した GPU アクセラレーター向けのチューニング
iSUS 編集長/テクニカルライター 菅原 清文

このセッションでは、「C++ with SYCL* プログラムの基本構造を体験する」のセッションに続き、複数アーキテクチャー向けのバイナリーを作成して、それぞれのデバイス上でそれらがどのように動作するか、そしてどのような最適化が有効であるかを紹介します。

関連ツール: インテル® oneAPI ツールキット

16:10
終了


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スピーカー (講演順、敬称略)

インテル株式会社 矢澤 克巳

矢澤 克巳 (Katsumi Yazawa)

インテル株式会社 インダストリー事業本部 HPC 事業開発部長。2015年から現職に従事。前職では国内外の大規模 HPC 案件のプロジェクト・マネージャー、HPC ソフトウェア・スタックや HPC に特化したソリューション開発をリードするなど HPC 分野の幅広い実績を持ち、現職ではその経験を活かし国内の HPC/AI ビジネス開発を担当。

担当セッション: HPC-AI の革新 (Day 1)

インテル株式会社 大内山 浩

大内山 浩 (Hiroshi Ouchiyama)

インテル株式会社 AI センター・オブ・エクセレンス AI テクニカル・ソリューション・スペシャリスト。複数の外資系 IT 企業で製品開発、SI、コンサルテーション、技術営業と幅広く経験後、AI およびデータ・アナリティクス領域に特化したアーキテクトへと転身。主に、クラウド上での AI およびデータ活用支援の実績を積み、2019年にインテルへ入社し、現職に就く。AI の社会実装を推進させるべく、セールス/コンサル/エンジニアと幅広い立場から国内外の AI 案件を支援中。

担当セッション: インテル AI の「今」~ アクセラレーターからソフトウェアまで ~ (Day 1)

エクセルソフト株式会社 竹田 賢人

竹田 賢人 (Kento Takeda)

エクセルソフト株式会社 セールスエンジニア。2015年から現職に従事。インテル® ソフトウェア開発製品の技術サポートを通じてアプリケーションの最適化支援に貢献している。また、セミナーやトレーニングの講師として、技術の普及活動にも取り組んでいる。

担当セッション: インテル® oneAPI ツールキット 2023 によって異種デバイスを活用する (Day 1)、インテル® DPC++ 互換性ツールを使った CUDA* から SYCL* への移行 (Day 2)

エクセルソフト株式会社 宇崎 裕太

宇崎 裕太 (Yuta Uzaki)

エクセルソフト株式会社 セールスエンジニア。2022年から現職に従事。前職ではメインフレームのプロジェクト業務に従事し、その知識を基にお客様のサポートに就いている。インテル® ソフトウェア開発製品の技術サポートを通じてアプリケーションの最適化支援に貢献している。

担当セッション: インテル® oneAPI ツールキット 2023 の新機能と、強化された SYCL* 2020 への対応について (Day 1)

Codeplay Software ロッド・バーンズ

ロッド・バーンズ (Rod Burns)

Codeplay Software エコシステム VP。グラスゴー大学でコンピューター・サイエンスの理学士号を取得後、Symbian、Sony Ericsson、Nokia、Inmarsat などの企業でエンジニアとテクニカル・コンサルティングを兼任。ヨーロッパ初のカメラ付きスマートフォンやウォークマン* ブランド初のスマートフォンの開発、Spotify をはじめとする主要アプリの Symbian プラットフォームへの導入、モバイル・ワールド・コングレス (MWC) での WIPJam などの大規模カンファレンスの開催、そして SYCL* Academy などの新しいオープンソース・プロジェクトの立ち上げに貢献してきた。また、イベントやオンライン活動を通して、Codeplay 製品による優れたソフトウェア開発を支援し、SYCL* と OpenCL* の開発者コミュニティーの拡大にも取り組んでいる。

担当セッション: oneAPI と SYCL* で NVIDIA と AMD をターゲット (Day 1)

インテル コーポレーション James Reinders

ジェームズ・レインダーズ (James Reinders)

インテル コーポレーション エンジニア。DPC++ プロジェクト (SYCL* for LLVM)、oneAPI イニシアチブを中心に、ヘテロジニアスな世界における並列プログラミングの実現に取り組んでいる。並列プログラミングに関する 10 冊の技術書籍の著者/共著者/編集者であり、SYCL* に関する最新の書籍も出版している。無料ダウンロードはこちら

担当セッション: C++ with SYCL* の重要性と基礎となる oneAPI (Day 2)

iSUS 編集長 菅原 清文

菅原 清文 (Kiyofumi Sugawara)

iSUS 編集長 / テクニカルライター。IA プラットフォーム向けのソフトウェア開発に有用な情報を発信することを目的として設立された技術ポータル「iSUS」の初代編集長、テクニカルライターおよびさまざまなコンサルティング業務を兼任し、ソフトウェア開発者のための技術情報発信に取り組んでいる。

担当セッション: はじめてのヘテロジニアス・プログラミング (Day 2)、インテル® oneAPI ツールキットを使用した GPU アクセラレーター向けのチューニング (Day 3)

池井 満

池井 満 (Mitsuru Ikei)

東京電機大学非常勤講師。元某半導体メーカーにおいてソフトウェアおよびサービス統括部のシニアエンジニアとして、プロセッサーに追加される拡張命令の利用方法やハイパフォーマンス・コンピューティングの分野で性能解析やチューニング業務に貢献。2006年 ACM スーパーコンピューター・カンファレンスにおいて理化学研究所と共同でゴードン・ベル賞を受賞するなど長年の経験と実績を持つ。

担当セッション: 科学技術計算の SYCL* を用いた GPU ダイレクト・プログラミング手法の紹介​ (Day 2)

テクニカル・コンサルタント 久保寺 陽子

久保寺 陽子 (Yoko Kubotera)

元某半導体メーカーにおいてソフトウェア部門のエンジニアとして、インテル® 統合グラフィックスに関するソフトウェア開発者支援業務に貢献。プロセッサー・アーキテクチャー、アプリケーションの並列化 / 最適化で長年の経験を持つ。

担当セッション: 計算結果のリアルな表現を目指して~ インテル® oneAPI レンダリング・ツールキット ~ (Day 2)

エクセルソフト株式会社 中村 弘志

中村 弘志 (Hiroshi Nakamura)

エクセルソフト株式会社 テクニカル・サポート・エンジニア。2010年にエクセルソフト株式会社に入社し、インテル® ソフトウェア開発製品の技術サポートを担当。直接お客様へのサポート、セミナーやイベントを通じての製品紹介活動を展開している。

担当セッション: C++ with SYCL* プログラムの基本構造を体験する (Day 3)

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C++ with SYCL* は、ハードウェア・ターゲット間でコードを再利用し、CPU、GPU、および FPGA アーキテクチャーで高い生産性とパフォーマンスを実現する一方、アクセラレーター固有のチューニングも可能にするオープンなマルチアーキテクチャー言語です。

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インテル® Fortran コンパイラーは、インテル® oneAPI ベース & HPC ツールキットに同梱されています。

インテル® VTune™ プロファイラー

インテル® VTune™ プロファイラーは、C/C++、Fortran、Python*、Go*、Java* を使用する開発者向けのパフォーマンス/スレッド・プロファイラーです。

現在および将来にわたるプロセッサーを最大限に活用するように、アプリケーションを簡単にチューニングすることができます。CPU と GPU パフォーマンス、スレッドのパフォーマンスとスケーラビリティー、バンド幅、キャッシュ利用など、パフォーマンス向上のための豊富な情報を収集します。シングルコード・プロファイラーとは異なり、C/C++、Fortran、Python*、Go*、Java* が混在したコードの hotspot を正確に特定します。

インテル® VTune™ プロファイラーは、すべてのツールキットに同梱されています。

インテル® デベロッパー・クラウド

インテル® デベロッパー・クラウドは、インテルの最新のハードウェアおよびソフトウェアが備えられた開発環境で、HPC/AI アプリケーションの開発、テスト、高速化、配布、スケーリングを実現するためのクラウド・プラットフォームです。

インテル® デベロッパー・クラウドの無料アカウントにご登録いただくことで、JupyterLab* ベースで提供されている各種トレーニングや、GitHub* で公開されているサンプルコードにアクセスできます。